なぜブラックになるとお金を借りることができないのか

世の中にはブラックリストと呼ばれているものがあり、名前が記録されてしまうと審査をクリアできない言われています。実際にはブラックリストという正式名称はなく、正しくは個人信用情報機関に自分の情報が載っている状態を指します。申込者がこれまでに金融機関への返済を遅らせてしまったなどの記録が残っています。登録されている情報は金融業者で情報を共有しているために、融資を受けることができなくなります。

特にキャッシングの審査は壁が高い

昔と比較するとキャッシングの審査は壁が高くなったと言われています。これは2007年に賃金業法という法律が改正されたことがきっかけになっています。多重債務などで返済が苦しくなる人を救うための法律で、申込者の年収の1/3以上のお金を貸し付けてはいけないという法律です。これが総量規制というものです。この総量規制の限度いっぱいにすでに借り入れしている場合はそれ以上借り入れができないので審査が通らないというわけです。

どんな情報が共有されているのか

一体どんな情報が個人信用機関に登録されて業者同士で共有しているのか気になりませんか? 属性として申込者の名前や住所、電話番号のほかにも勤め先の名前や住所電話番号が登録されています。そのほかにはどこからどのぐらいのお金を借りているのか、さらには借り入れしているそれぞれの業者ごとに返済不可となる貸倒や、支払いが滞っている異動などの情報も登録されます。

永遠にブラックリストに載ってしまうのか

一度ブラックリストに登録されると一生登録が抹消されないのだろうかと不安が募るでしょう。個人信用機関によって様々ですが、CICでは支払いの支払いの遅れが解消されたあとから数えて5年、自己破産の場合も5年経つと登録が抹消されます。JICCの場合は支払いの遅れが解消されたあとから数えて1年、自己破産は5年です。全国銀行個人信用情報の場合は、支払いの遅れが解消されてから5年、自己破産の場合は10年となっています。

ブラックだけど審査をクリアできることもある

これには様々な条件が必要になります。毎月しっかり働いて安定した収入があること、ブラックになったあとの返済が滞りなく行われていること、いつでも必ず連絡が取れる連絡先があること、これらの条件をクリアしているとブラックでも新たに融資を受けることができる可能性があるといいます。

審査の低いところなら借り入れできる可能性もある

誰もが名前を知っているような有名な金融業者の場合は難しいですが、小規模や中規模の金融業者の場合は有名業者に比べると審査をクリアしやすい特徴があります。街金と呼ばれている金融業者ですが、有名業者から借り入れを断られてしまった方が多く利用しています。有名業者の場合はブラックではなくても融資の条件を厳しくしているために借り入れが不可能だったというケースもあります。

加入している保険の貸付制度を利用する方法もおすすめ

生命保険などに加入している場合は、貸付制度を利用してお金を用意する方法もあります。すでに契約している保険会社からの貸し付けになりますから、審査は必要ありません。これは大きなメリットではないでしょうか。貸付制度を分かりやすく解説すると、これまで保険料を払ってきた金額から計算して返戻金を計算します。もしもその返戻金が50万円だった場合、40万円まで借り入れできるのが一般的です。もちろん保険を解約する必要は一切ありません。利息は平均的に年利3%から5%と驚くほど低金利なので、もし保険に加入しているなら貸付制度を利用するのもおすすめです。

短期間で数社の申し込みは避けたほうがいい

いくら急いでお金を用意しなければならないとしても、一度に複数の業者に融資を申し込むのは絶対にやめましょう。なぜならその行為は申し込みブラックになる可能性がとても高いからです。信用情報機関には、一度に何社もの金融業者に申し込んだ情報が残されます。これを見た業者はどう思うでしょうか。そこまで切羽詰まっているなら毎月返済するのは難しいだろうと受け取ります。返済事故を起こす可能性がある人にお金を貸し出すお人よしの業者はないでしょう。そんなつもりではなかったと説明しても後の祭りです。

申し込みの内容でウソをついてはダメ

特に収入に関する情報にウソをついてしまう人が後を絶ちません。どうせバレることはないと思うかもしれませんが、相手は金融のプロです。年齢や職業、勤続年数などからおおよその年収を計算することは朝飯前です。あからさまにウソをついていることがバレたら、その時点で信用度はゼロになってしまうでしょう。

悪質業者に気を付けよう

ブラックになると信用が戻るまで相当な時間を要します。だからと言って悪質業者の手に引っかからないようにしてください。目の前のお金に飛びついたものの、法外な利息を請求されて結局以前より苦しい状態に陥ったという話は少なくありません。

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